公式予選、決勝レースともに自己最高位を記録し成長を見せる


MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第7戦
九州モーターサイクルフェスタ2018 in オートポリス
開催日程:
2018年9月2日(日)予選・決勝レース(GP3)

シーズン前半は思うような結果を残せていない鈴木大空翔は、2ヶ月のインターバルを利用して走り込みも行い、迎えた今回の第7戦。J-GP3は土曜日に予定されていた公式予選が悪天候によりキャンセルされ、決勝レースが行われる日曜日朝のウォームアップ走行の時間に公式予選を行い、その後に決勝レースが行われるタイトなスケジュールとなった。ウエット路面での公式予選では10番手となり、ドライコンディションで行われた決勝レースは12位となる。

J-GP3 #29 鈴木 大空翔

公式予選:10位
決勝順位:12位

※ J-GP3 公式予選レポート
本来ならウォームアップ走行が行われる日曜日の朝に公式予選が行われたJ-GP3。朝一番で行われた公式予選は前日の雨が残り路面はウエットとなるが、青空も見える中で走行が始まった。公式予選の時間をフルに使って走行を行った鈴木大空翔はセッション終盤に2分6秒466をマークして予選10位となる。

公式予選後のコメント
「セッション序盤はいい感じで走行ができたのですが、路面が乾いてくるとタイヤ的に辛くなり、その変化に対応できず思うようにタイムを伸ばせませんでした。自己ベストの順位とはいえ、もう少しタイムは上げたかったです」(鈴木大空翔)

※ J-GP3決勝レース
公式予選が行われた後、2時間ほどで決勝レースが行われたJ-GP3。15周で争われたレースは、10番手からスタートした鈴木大空翔は集団の中で順位を落とし1周目を13番手で通過。その後は菅原陸選手とポジションを争い、5周目に菅原選手に抜かれるも、9周目には鈴木大空翔が菅原選手を抜き返す。しかし、このバトルでペースが落ちたのか、追い上げてきた太田虎之進選手が2台に追いつき、レース終盤は3台による11位争いとなる。特にレースも残り4周となると、3台によるバトルは激しくなるが、最終ラップに入った時点で鈴木大空翔は菅原選手の前に出るも、その後に菅原選手にパスされてしまい、12位でゴールとなった。

※ J-GP3決勝レース後のコメント
「スタートはまずまずでしたが、そのあと前のペースについていけず離されてしまい、3台での争いとなったレース終盤も、抜かれた後に抜き返すことができなかったので、悔しいレース内容になってしまいました。リザルト的には上向きですので、次の岡山は地元でもあるので、さらに上位を狙っていきます」(鈴木大空翔)