J-GP2で2レース目となる伊達悠太手応えある7位でチェッカーを受ける!

2018MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第4戦 スーパーバイクレース in SUGO
開催日程:
2018年6月16日(土)予選・JSB1000レース1決勝/6月17日(日)決勝

4月8日の全日本ロードレース選手権シリーズ第1戦以来のレース開催となったJ-GP2。
今年からこのクラスにステップアップした伊達悠太はJ-GP2マシンへの習熟を深め、このレースでは前回を上回る7位でチェッカーを受けた。

J-GP2 #64 伊達 悠太
公式予選:9位
決勝順位:7位

※J-GP2公式予選
この時期らしい梅雨空に包まれたスポーツランドSUGO。前日から降り出した雨により公式予選当日の朝はウエットコンディションとなっていたが、雨もいったん小康状態となり、コース状況は回復していく。J-GP2の公式予選が始まるお昼ごろには、ウエットパッチが残るものの、コース状況はほぼドライコンディションとなり、各車ともドライタイヤでのタイムアタックとなった。
伊達悠太は公式予選開始早々からコースインし、コース状況などを確認しながら徐々にタイムアップを行う。今回、合同公開テストの時と比べてかなり気温が低かったこともあり、慎重に走行を重ねていく。そして、公式予選の終盤でタイムアップを図り、1分31秒617を記録。公式予選を9位で終えた。

※ J-GP2公式予選後のコメント
 「もう少し良いタイムを出したかったのですが、それを出し切る前に予選時間が終わってしまった感じです。でも、マシンの感触は第1戦の時と比べれば、かなり良い感じになってきました。SUGOは好きなコースでもあるので、決勝ではさらに上を狙っていきます」(伊達悠太)

※ J-GP2決勝レースレポート
決勝日、J-GP3に続いて決勝レースが行われたJ-GP2。この日も梅雨空となるが、路面コンディションはドライのままで決勝レースは行われることとなった。
20周で争われるJ-GP2決勝レース。9番手グリッドからスタートした伊達悠太はスタートで2台をパスし7番手でオープニングラップを終え、上位集団の後方につける。しかし、3周目に多重クラッシュがあり赤旗が提示され、レースが中断する。
レースは周回数を13周に減算し、最初のレースのスターティンググリッドのままで再びスタートが切られる。2回目も好スタートを決めた伊達悠太は、岩戸亮介、作本輝介、関口太郎、名越哲平、伊藤勇樹、榎戸育寛選手らに続いてオープニングラップを7番手で終える。2周目には榎戸選手をパスし6番手となるが、3周目に榎戸選手にかわされポジションを7番手に戻す。その後、レース中盤に岩﨑選手、伊藤選手らに先行されるが、レース終盤には伊藤選手とポジションを争い、最終ラップには3コーナーで伊藤選手のインを刺して前に出るが、バックストレート先の馬の背コーナーで伊藤選手に抜き返され、そのままチェッカーを受ける。最終的に7位でのゴールとなった。

※J-GP2決勝レース後のコメント
「最終ラップには一旦は伊藤選手を抜いたものの、馬の背で抜き返されてしまうなど悔しいレースとなりました。ただ、第1戦の時と比べればマシンもかなり良くなりましたので、今の課題はJ-GP2マシンの特性に合わせた乗り方をしっかりと習得することだと思っています。今回、J-GP2の経験が多いライダーたちとバトルすることができ、今の課題も見えてきましたので、次の筑波までにはそれらを改善して、まずは表彰台を狙います」(伊達悠太)