予選で今季ベストの7番手を獲得。決勝は集団に飲み込まれ11位となる
2019 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第7戦
スーパーバイクレース in 九州
※開催日程:10月5日(土)公式予選、10月6日(日)決勝レース
公式予選では今シーズンベストの7番手グリッドを獲得し、決勝レースでも上位入賞の期待が持たれた佐野優人。決勝レースはスタート直後から集団に飲み込まれてしまい、予選で見せた速さを発揮することができず、決勝レースは11位で終えた。
ST600 #97 佐野 優人
公式予選:7位
決勝レース:12位
※ST600公式予選
ST600の公式予選は路面コンディションはドライ、気温は22℃という好条件下で行われた。ST600は今回もエントリー台数が多かったこともあり、AとB、2つのグループに分けられて行われたが、佐野優人はAグループに出走し、走行開始3周目に1分54秒373と好タイムを記録して、まずはグループ3番手タイムとなる。この後、佐野優人はピットインを繰り返しながら走行続けるも、タイムを更新することはなく、また上位勢も予選序盤に記録したタイムを更新することはなかったため、佐野優人は1分54秒373でAグループ3位となる。Aグループの公式予選後に行われたBグループと合わせ、佐野優人は公式予選7位となり、決勝レースは2列目、7番手グリッドからスタートする。
※ST600公式予選後のコメント
「一週間前の合同テストから足まわりのセッティングをいろいろ変えてみたのですが、昨日の練習走行でも感触が良くなかったので、今日の公式予選では初期の状態に戻して臨みましたが、それが良かったようです。良い流れになってきているので、決勝では前に必死についていって、今シーズンのベストリザルトを出せるようにしたいですね。」(佐野優人)
※ST600決勝
決勝日最後のレースとなったST600の決勝レース。コースコンディションはドライだが、陽も傾きはじめ、気温は少し肌寒く感じる18℃となる。ST600の決勝レースは15周で争われるが、ほぼ定刻通りの16時にスタートが切られ、7番手からスタートした佐野優人は第1コーナーに進入するまでに順位を落としてしまい、12、13番手で第1コーナーを抜ける。1周目を12番手で通過した佐野優人は前を走る古山颯太選手や和田留佳選手を追いかけ、6周目に和田選手を抜いて11番手となる。この後は古山選手と、後方からスタートして追いついてきたチームメイトの伊達悠太との10番手争いを繰り広げる。古山選手をコーナーで抜くも、トップスピードの速さを生かした古山選手にストレートで抜き返され、苦しいレース展開が続く。13周目には伊達悠太に先行され、また、古山選手の先行も許してしまい12位でレースを終えた。
※ST600レース後のコメント
「スタート自体は悪くはなかったのですが、周りのバイクの加速が良く、第1コーナーに入るまでにかなり順位を下げてしまいました。そのため、前の集団からも早い段階で離され、10番手争いに終始してしまいました。なかなか思い通りの結果が残せていませんが、最終戦では表彰台に上がれるように頑張ります。」(佐野優人)
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