もてぎロードレース選手権

[ミドルプロダクション] DATE:2003-11-15

●レポート
　土土曜日は予選と、二つのレースが行なわれ、このミドルプロダクションはその内の一レースとして行なわれた。今回のレースウイークで最初のレースとなった。空はどんよりした曇り。
　ここまで２レースを終え、両レースを制している武佐英典がシリーズランキングトップを走っているミドルプロダクションクラス。ランキング２位は、こちらも２レースともに２位となっている宮崎和夫で、その差は６点。
　予選を終えてポールポジションを獲得したのは、シリーズランキングトップの岩佐。２番手宮崎に３秒３という圧倒的差を付けている。３番手金子和道、４番手粕尾純也と続く。
　ホールショットを奪ったのは３番手スタートの金子。２番手に５番グリッドの高野仁宏と続く。ポールシッター武佐はスタートで出遅れ、追い上げの展開となったが、予選の速さをフルに生かし、２周目には武佐を捉え、トップに。トップに出た武佐はファステストラップを刻みながらトップを独走。10周のレースが終わるときには、２位に21秒もの差を付けていた。し烈なのが２位で、高野、金子、松島理龍、さらには粕尾がテールtoノーズでバトルになった。一時は松島がこの集団の前に出たりしたが、最後は高野、金子、松島、粕尾の順でゴールとなった。
　この結果、シリーズタイトルは武佐が獲得。ランキング２位に宮崎和夫、３位高野となった。

	スタート直後の１コーナー飛び込み。ホールショットは#3金子和道
	オープニングランプを終えて、トップの#3金子と#9高野仁宏との差は既にこれだけのものとなっていた
	スタートで出遅れた#1武佐だったが、２周目の５コーナーまでに、トップを走る#3金子の背後に迫るとこの後、一気にパスしてトップに立つ
	独走で３戦全勝を果たした#1武佐英典
	し烈な２位争い。終盤には一時、#96松島がこの集団の前に出たりする激しい展開となった
	４台でのバルトを制して２位となった#9高野
	３位の#3金子
	表彰台

ミドルプロダクション正式決勝結果表　WEATHER : Cloudy COURSE : Dry Road Course 4.801379Km

Pos	No.	Rider	Lap	Total	Delay	Best	Lap	Team
1	1	武佐　英典	10	22'29.329	128.10Km/h	2'12.361	9/10	RTドッグファイトプライドワンホンダ
2	9	高野　仁宏	10	22'50.515	21.186	2'13.817	9/10	北関東ZXT
3	3	金子　和道	10	22'51.006	21.677	2'15.911	2/10	うるなが☆WING☆70R
4	96	松島　理龍	10	22'52.304	22.975	2'14.177	9/10	LIKE THE WIND+γ
5	99	粕尾　純也	10	22'52.586	23.257	2'14.337	9/10	5・GO・マーチ（の会）。
6	56	築井　英明	10	23'48.367	1'19.038	2'20.101	9/10	BRAVE70’s&技あり
7	66	茂木　信二	10	23'48.685	1'19.356	2'20.056	9/10	BRAVE 70’s
8	24	佐藤　秀司	10	24'26.794	1'57.465	2'23.670	10/10	Team of CREAM
9	2	宮崎　和夫	10	24'33.373	2'04.044	2'16.973	2/10	TEAMてつわん？+宮崎自動車
10	65	福田英一郎	10	24'54.754	2'25.425	2'27.161	8/10	TEAM HERO RACING
11	53	浜田　裕介	9	23'05.787	1Lap	2'29.026	7/9	Hamada－Racing
12	47	前島　直人	9	24'41.046	1Lap	2'40.694	6/9	東京工科専門学校・世田谷校
	以下フィニッシュライン不通過:
13	51	坂本　英士	8	20'20.544	2Laps	2'28.776	7/8	高村塾！(3号)
	以上規定周回数完走:
	11	築井　富夫		スタートせず	10Laps			BRAVE70’s