筑波ロードレース選手権シリーズ

<GP125> 2003/07/06

●レポート
　スーパーカップイースタンシリーズでの開催となるこのクラス。セミウエットのコンディションでポールポジションを獲得したのは、全日本第４戦で３位表彰台を獲得した葛原大陽。タイムは１分１秒３４０。２番手山田良で、タイムは１分１秒４５２、３番手高橋江紀、４番手高橋巧と続く。
　予選はセミウエットだったが、決勝はドライ。スタートで飛び出したのはフロントロー４番手の高橋巧。これに山田、８番グリッドの民哲三、ポールシッター葛原と続く。２周目に山田がトップに出るとペースアップ。２位との差を広げにかかる。しかし、全日本で表彰台に上がる速さを持っている葛原は着実にポジションを上げ、終盤になってトップ争いに追いついた。今回のレースウイークで転倒を繰り返してしまった葛原は、自分の走りに対して自信がなくなっていたとは言え、秘める速さは全日本レベルで、最後に前に出ると、１秒の差を付けてトップでゴールした。２位争いは、山田と高橋江紀の間で争われたが、高橋が前に出てゴールした。

	スタート直後のＳ字。トップは＃７３高橋巧
	３周目の第１ヘアピン。トップの＃５７山田と２位＃４９民との差はやや広がりつつある
	最後まで混戦となったが、終盤に本来の速さを披露して突き放して勝利した葛原。「練習から何度も転び、自分を信じられなくなった。なんとか勝てたが、厳しいレースウイークだった」と振り返る
	２位争いをした＃５７山田と＃７２高橋江紀。最後に高橋が前に出て２位となった。
	表彰台

GP125(決勝) 天候：くもりコース状況：ドライ

Pos.	No.	Rider	Type	Team	Lap	Time	Gap	Km/h	Best Time	Lap
1	26	葛原　大陽	RS125R	ホンダ浜松エスカルゴ	20	20'31.787		120.995	1'00.700	18/ 20
2	72	高橋　江紀	RS125R	桶川塾	20	20'32.840	0'01.053	120.892	1'00.847	17/ 20
3	57	山田　　良	TZ125	スポーツライダー＆ラスポート！	20	20'34.570	0'02.783	120.722	1'00.990	18/ 20
4	49	民　　哲三	RS125R	モナクスポーツクラブ　Ｒサヤマ	20	20'44.930	0'13.143	119.718	1'01.372	6/ 20
5	5	木口　郁瑠	RS125R	Ｔｅａｍ　Ｐｌｕｓ　Ｏｎｅ	20	20'46.061	0'14.274	119.609	1'01.506	15/ 20
6	2	森　　　新	RS125R	昭和電機＆Ｎ－ＰＬＡＮ＆科芸専	20	20'46.917	0'15.130	119.527	1'01.260	15/ 20
7	24	山田　亮太	RS125R	Ｎ－ｐｌａｎ＆セクレ→ソルティ	20	20'47.266	0'15.479	119.493	1'01.367	17/ 20
8	73	高橋　　巧	RS125R	ＨＡＲＣ－ＰＲＯ＆ＡＺＵＭＡ	20	20'47.328	0'15.541	119.487	1'01.529	17/ 20
9	30	加世　昇大	RS125R	モトバム＆科芸専＆ＫＥＰＬＡ	20	20'51.875	0'20.088	119.053	1'01.821	13/ 20
10	54	河田　晃一郎	RS125R	Ｍ－ＴＵＮＥレーシング	20	20'55.409	0'23.622	118.718	1'01.952	7/ 20
11	93	畑中　　要	RS125R	ＦＣ茂庭Ｂ☆敦＆ＦＴＲ＆Ｔナビ	20	21'08.839	0'37.052	117.462	1'02.581	10/ 20
12	88	小宮　拓己	RS125R	よろず屋レーシング+Ｎ-ｐｌａｎ	20	21'15.669	0'43.882	116.833	1'03.103	6/ 20
13	3	及川　勝正	RS125R	ＭＲＦ＆ＲＨ松島！焼肉本舗	20	21'30.016	0'58.229	115.533	1'03.401	20/ 20
14	64	小倉　　弘	RS125R	ＴＳ関東＆㈱小倉電設	20	21'30.637	0'58.850	115.478	1'03.298	4/ 20
15	13	徳村　政達	RS125R	ペンタグラム	19	21'27.880	1Lap	109.939	1'06.097	7/ 19
----- 以　上　完　走 -----
	12	小指　直也	RS125R	ＣＰｓｐｏｒｔｓ	出走せず