筑波ロードレース選手権シリーズ

<TC-1> 2003/06/01

●レポート
　ＴＣ－３の上の排気量が、このＴＣ－１クラスだ。かつてのＴＴ－Ｆ１クラスをイメージすればよいだろう。実際の参加車両は、スーパーバイククラスのマシンとなる。今回はエントリー台数が５台だったが、決勝は２台がキャンセルしたため、３台という寂しい台数でのレースとなった。
　ポールポジションはＧＳＸ－Ｒ１０００に乗る神山保男。２番手アプリリアのＲＳＶ１０００ｍｉｌｌｅに乗る池内裕之、３番手ＧＳＸ－Ｒ１０００の佐藤辰紀。
　予選はドライコンディションだったが、決勝はウェット。スタートは神山と池内が共にいいスタートを見せたが、安定してハイペースでラップする神山が徐々に、池内を引き離す。池内も終盤の１３周目にこのレースのファステストラップをマークして追うが、既にその差は大きく、７秒差でゴール。３位は単独で走った佐藤となった。