●レポート
全3戦で戦われるN-NKシリーズ戦。今回はその最終戦となる。シリーズランキングは、35点の仲佐嘉彰がトップで、これを1点差で西潟美和が、さらに仲佐から4点差で荒川武士が追う展開となっている。
予選を終えて、ポールシッターにはランキング4位に付ける飯塚旭が付けた。2位にランキング3位の荒川、3番手ランキング3位の西潟、4番手ランキングトップ5位の根本好一郎と続き、ランキングトップの仲佐は7番手と出遅れる形となった。
レースがスタート。オープニングラップは2番グリッドの荒川がトップに出て、そのまま後ろを引き離しにかかる。2位に飯塚、3位西潟と続く。また仲佐は2周目に5位、3周目4位と着実に順位を上げてくる。
中盤、ポジションを2位に上げた西潟は、終盤になり、積極的にトップを走る荒川に仕掛ける。2度ほど1コーナーで仕掛けてトップに出た西潟だが、その後にパスされ、フィニッシュラインでは荒川がコンマ109秒目でゴール。2位西潟、3位飯塚、4位仲佐となった。この結果、荒川と西潟が同ポイントとなったが、3連続2位の西潟に対して2回の優勝のある荒川がシリーズチャンピオンとなった。 |
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1周目のS字。トップはポールシッター#71飯塚。この後、荒川がトップに出る。 |
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#77荒川、#71飯塚、#79西潟の3台による序盤のトップ争い。 |
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優勝の#77荒川武士。終盤の西潟との一騎打ちは見事な攻防だった |
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3レースすべてで2位という安定した成績を残した#79西潟美和。終盤の1コーナーでの積極的な仕掛けは、どうしても勝ちたいという西潟の執念とも言える走りだった |
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3位となった#71飯塚旭 |
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終盤、1コーナーで仕掛け手前に出た#79西潟を先頭にしたトップグループ。しかしこの後、#77荒川が前に出る |
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表彰台 |
Pos, |
No, |
Rider |
Type |
Team |
Lap |
Time |
Gap |
Km/h |
Time |
Lap |
1 |
77 |
荒川 武士 |
H-CB400SF |
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15 |
16'41.824 |
|
111.576 |
1'06.211 |
13/ 15 |
2 |
79 |
西潟 美和 |
Y-FZ400 |
Dog
Fight Racing |
15 |
16'41.933 |
0'00.109 |
111.564 |
1'05.800 |
7/ 15 |
3 |
71 |
飯塚 旭 |
H-CB400SF |
野口商会レーシング!☆飯島組☆ |
15 |
16'42.189 |
0'00.365 |
111.536 |
1'06.022 |
14/ 15 |
4 |
72 |
仲佐 嘉彰 |
H-CB400SF V-S |
大輪/ウイング千葉 |
15 |
16'50.814 |
0'08.990 |
110.584 |
1'06.511 |
14/ 15 |
5 |
73 |
根本 好一郎 |
H-CB400SF V-S |
OCS&R・T韋駄天 |
15 |
16'51.563 |
0'09.739 |
110.502 |
1'06.356 |
14/ 15 |
6 |
74 |
稲毛田 博明 |
H-CB400SF |
FACTORYツカダ&野口商会 |
15 |
17'06.049 |
0'24.225 |
108.942 |
1'07.472 |
3/ 15 |
7 |
78 |
根本 陽平 |
H-CB400SF |
TEAMホンダウイング千葉 |
15 |
17'19.658 |
0'37.834 |
107.516 |
1'08.325 |
4/ 15 |
8 |
75 |
中村 洋一 |
H-CB400SF |
茨城県結城郡千代川村★野口商会 |
15 |
17'30.359 |
0'48.535 |
106.421 |
1'08.693 |
15/ 15 |
以 上 完 走 |
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