バトルオブ・ザ・ツイン

<EXPERT TWIN> 2003/03/21

●レポート
　4ストロークの2気筒エンジンを搭載していれば、どんなマシンでも参加することのできるのが、このエキスパート・ツインクラスだ。つまり、チューニングの制限はなく、フレームも、基本的な安全基準さえクリアしていれば、どんなものを使ってもOKとなっている。
　ポールポジションは、VTR1000SP-Ⅱを駆る中原功雄で、タイムは59秒688。2番手も同じマシンを駆る豊田貴史で、タイムは1分0秒297、3番手VTR1000SP-1の上田隆仁で、タイムは1分0秒081、4番手辻林俊之がVTR1000Fで1分1秒171。フロントローはいずれも、ホンダVTR勢が占めた。
　スタートで飛び出したのは2番グリッドからスタートした豊田。しかし予選でただ一人、59秒台に入れている中原はその速さを活かし、2周目に前に出ると、豊田を振り切ってゴール。昨年のこのレースに続き、2連勝を飾った。2位豊田、3位は5番手スタートの伊藤哲がドゥカティ996Rを駆って入った。

①		スタート直後の第1ヘアピン
②		序盤のトップ争い。トップを走る#99豊田の後ろに#4中原、#5上田がピタリと付ける
③		早めに前に出ると、後続を振り切ってこのレース2連勝を飾った中原
④		表彰台