●レポート
鈴鹿と岡山にて全10戦開催されるウエストチャレンジクラスだが、6戦の有効ポイント制がレギュレーションで定められている。第9戦でランキングTOPの#01川瀬啓一郎がチャンピオンを確定しており、最終戦は欠場となった。#1川瀬は7戦に出場し、優勝2回、2位5回と、有効ポイント制がなくても大きくチャンピオンシップをリードしていた。
チャンプ不在の最終戦は寂しいものだが、今回もGP125クラスには関東遠征組みを始め、NGK杯でレースデビューする10代ライダーと話題には欠かさないクラスだ。
地方時代はSUGOと筑波を拠点にレースをし、09年全日本フル参戦デビューを果たした#12濱原
颯道がポールポジションを獲得した。
午前9時スタート進行が始まったが、コーナーにウエットパッチと残っており難しい状況となっていた。
決勝がスタート、ポールの#12濱原
颯道が失速してしまい最後尾までポジションを落とす。ホールショットを奪ったのは#6藤井 謙太!全日本 第6戦ツインリンクもてぎ大会で国際レースデビューをした#14野左根
航汰が2番手でポジションアップ。1周目に#6藤井と#17野左根が33秒台でレースを引っ張る。#16今中と#31中山迄がトップ集団で抜け出す。しかし#16今中が4周目にコースアウトを喫し優勝争いから脱落。#6藤井と#31中山がレース中盤25秒台で周回し始めると、#17野左根がジリジリと後退。
最終LAPまで#6藤井と#31中山の攻防が続くが、勝負を決めたのはシケイン入り口で#6藤井が勝負を掛け先頭に立ちチェッカーを受けた。
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