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2009 鈴鹿・近畿選手権シリーズ最終戦 第45回 NGK杯 鈴鹿サンデーロードレース


<鈴鹿・近畿ST600> 2009.12.06
レポート

今年の鈴鹿地方ST600は、遠征組みが多数参戦。各地の選りすぐりのTOPライダーが集まった。

遠征組の中でも、もてぎ&筑波選手権でWチャンピオンを獲得した#46岩﨑 哲朗が飛びぬけている。#46岩崎は筑波選手権では全戦優勝、雨でもドライでも安定したタイムを記録し、鈴鹿100kmから鈴鹿に挑んできた。オートポリスからエリア優勝経験を持ち鈴鹿100kmと4時間耐久に参戦していた#32岡村 光矩も、金曜日のスポーツ走行で筆者が手持ちで計った段階で18秒に入っており注目!、海外からは韓国から参戦の#21黄 聖哲と国際色に溢れていた。

一方鈴鹿ST600のチャンピオン争いは、ランキングTOPの長谷友博が不参戦の為、4時間耐久優勝の#86田原 啓至と#57齋藤 達郎との争いになるが、#86田原が8ポイントのアドバンテージを活かす事が出来るか?

公式予選は、雨の中行われ、P・Pを獲得したの#32岡村 光矩が2位に1秒差をつけ鈴鹿初ポールを獲得した。1位から4位までがピレリータイヤ装着車両が独占し、全日本後半の快進撃が地方選にも飛び火!(モリワキクラブも、本大会ではピレリー装着)

決勝は#32岡村がホールショットで、以下#86田原、#46岩崎、#14髙橋 誠・・#57斉藤は予選16番手から6番手までジャンプアップし、2コーナーを立ち上がる。

#57斉藤は果敢に攻め、2周目には5位に浮上する。3周目に#46岩崎がトップに浮上し、#57斉藤が#86田原の前に出る!

5周目までは、#46岩崎がレースをコントロールするが、中盤思わぬ所で周回遅れが絡むなど、TOP争いに変動が起きる。#32岡村と#46岩崎が7周目に19秒台にペースを上げ2台が抜け出す。8周目には#32岩崎が今季最速の17秒に突入し、独走態勢で鈴鹿初優勝を決めた。

チャンピオン争いの#57齋藤は0.1秒差で逃げ切り2位に入ったが、5位の#86田原のチャンピオンが確定した。


#32岡村 光矩がP・P獲得

 

#32岡村を先頭に、フロントローはピレリータイヤが独占した

 

決勝がスタート!#32岡村がトップで1コーナーへ!

 

チャンピオンを目指し、#86田原が2番手につける、

 

#57斉藤がイン側から攻める

 

#88相馬が6周目にトップでホームストレートを通過

 

#46岩崎がトップ、#88相馬、#32岡村と続く

 

#46岩崎と#32岡村とのサイドバイサイド

 

#32岡村が地方コースレコードに迫る2'17.752で後続を振り切る

最後は4秒差で、鈴鹿初優勝を決めた#32岡村

 

地元#57斉藤が2位を死守、#46岩崎も鈴鹿初表彰台を獲得した

 

遠征組の#32岡村が鈴鹿初優勝&初表彰台

 


鈴鹿・近畿ST600 決勝正式結果表

天候:晴れ コース状況:ドライ

表彰台

Pos. No.     Rider Type Team Laps Total Time Delay Gap Best
1 32 岡村 光矩 ホンダ CBR600RR RSGレーシング with フィービー 10 23'23.301 149.33km/h 2'17.752
2 57     齋藤 達郎 ヤマハ YZF-R6 磐田レーシングファミリー 10 23'27.302 4.001 4.001 2'19.240
3 46 岩﨑 哲朗 ホンダ CBR600RR 湯和DREAM☆ガレージaZ 10 23'27.407 4.106 0.105 2'19.089
4 88     相馬 利胤 ホンダ CBR600RR BMS RACING FACTORY 10 23'30.818 7.517 3.411 2'19.960
5 86 田原 啓至 ホンダ CBR600RR モリワキクラブ 10 23'39.910 16.609 9.092 2'21.001
6 17     筒井 伸 ホンダ CBR600RR CLUB モトラボEJ 10 23'40.366 17.065 0.456 2'20.855
7 78 大田 雅裕 カワサキ ZX-6R チーム ミスターヒロ 10 23'47.198 23.897 6.832 2'21.309
8 73     髙村 一明 ヤマハ YZF-R6 プ ラック SENNARD S・POINT 10 23'47.729 24.428 0.531 2'21.338
9 47 藤原 翔平 ヤマハ YZF-R6 磐田レーシングファミリー with NORIAXIS 10 23'48.068 24.767 0.339 2'21.698
10 14     髙橋 誠 スズキ GSX-R600 浜松チームタイタン 10 23'55.639 32.338 7.571 2'22.835
11 34 田島 聖貢 カワサキ ZX-6R Team GTMM ATOMIC 10 24'04.170 40.869 8.531 2'21.983
12 15     竹田 雄介 ホンダ CBR600RR TEAM GENIUS 10 24'05.817 42.516 1.647 2'22.163
13 18 小倉 章太郎 ヤマハ YZF-R6 磐田レーシングファミリー 10 24'24.600 1'01.299 18.783 2'24.278
14 11     中野 基英 ホンダ CBR600RR リトルウィング・・輝モータース・・ 10 24'25.011 1'01.710 0.411 2'23.719
15 26 大山 翼 ホンダ CBR600RR Honda緑陽会熊本レーシング 10 24'29.096 1'05.795 4.085 2'23.611
16 82     丹羽 勝 ヤマハ YZF-R6 OZT Racing 10 24'40.924 1'17.623 11.828 2'25.109
17 13 阪本 敏典 ホンダ CBR600RR Team NORI with K 10 24'44.609 1'21.308 3.685 2'25.935
18 97     中島 憲一郎 ホンダ CBR600RR T.モトキッズ 10 24'45.007 1'21.706 0.398 2'27.472
19 12 山内 宏之 ヤマハ YZF-R6 立秋モータース&RC 甲子園 ヤマハ 10 24'45.494 1'22.193 0.487 2'26.414
20 53     中垣 寿郎 ホンダ CBR600RR MOTO WIN RACING 10 24'46.129 1'22.828 0.635 2'24.881
21 44 伊藤 洋一 ホンダ CBR600RR チームモトクラッシュ! F.C.C. 10 24'53.845 1'30.544 7.716 2'26.077
22 24     西村 翔 ホンダ CBR600RR RACING TEAMZEST 10 24'54.261 1'30.960 0.416 2'27.264
23 54 宮腰 武 ヤマハ YZF-R6 磐田レーシングファミリー 10 24'56.581 1'33.280 2.320 2'27.248
24 21     黄 聖哲 スズキ GSX-R600 MOTO CHAMP Racing 10 24'56.858 1'33.557 0.277 2'27.310
25 87 藤枝 稔 ヤマハ YZF-R6 バナナハンズレーシング 10 24'57.367 1'34.066 0.509 2'25.037
26 16     上野 友寛 ヤマハ YZF-R6 バックストリートライダースB・S・R 10 24'57.992 1'34.691 0.625 2'26.987
27 69 堀本 真 ホンダ CBR600RR Honda向陽会ドリームレーシングチーム 10 25'00.591 1'37.290 2.599 2'27.789
28 22     松谷 竜真 ヤマハ YZF-R6 韋駄天Works+サムライファクトリー 10 25'02.689 1'39.388 2.098 2'27.736
29 23 大須賀 俊晴 ホンダ CBR600RR CLUB モトラボEJ 10 25'10.832 1'47.531 8.143 2'29.403
30 111     岡山 聡 ホンダ CBR600RR Honda向陽会ドリームレーシングチーム 9 23'28.833 1Lap 1Lap 2'34.601
以下フィニッシュライン不通過:
31 19     犬木 翼 スズキ GSX-R600 浜松チームタイタン 9 22'17.204 1Lap   2'26.732
以上 規定周回数完走:
  20     八木 亮磨 ホンダ CBR600RR Honda浜友会浜松エスカルゴ 6 16'50.464 4Laps 3Laps 2'30.392
41 村田 満 ヤマハ YZF-R6 K-max RACING 4 15'08.027 6Laps 2Laps 2'20.526
  10     小島 一浩 ホンダ CBR600RR TSR レーシングスクール 3 7'10.030 7Laps 1Lap 2'21.343
レース中のベストタイムは № 32 岡村 光矩 RSGレーシング with フィービー 2'17.752 8/10 152.13km/h

規定周回数 7

◎本大会のピレリ賞 受賞者は、No.32 岡村 光矩選手に決定しました。

◎本大会のクレバーウルフ賞 の該当者は、いませんでした。

掲載写真の元データーは、全て高品質デジタルデーターです。
A3のパネルに引き伸ばしても余裕で綺麗な高品質デジタルデーターです。
(ネガと同品質ですがネガ以上の使い方が楽しめます。)
地方選好きのプロカメラマンが一般では入れないコースサイドからプロ専用機材で撮った写真です。
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