●レポート
今年の鈴鹿地方ST600は、遠征組みが多数参戦。各地の選りすぐりのTOPライダーが集まった。
遠征組の中でも、もてぎ&筑波選手権でWチャンピオンを獲得した#46岩﨑
哲朗が飛びぬけている。#46岩崎は筑波選手権では全戦優勝、雨でもドライでも安定したタイムを記録し、鈴鹿100kmから鈴鹿に挑んできた。オートポリスからエリア優勝経験を持ち鈴鹿100kmと4時間耐久に参戦していた#32岡村
光矩も、金曜日のスポーツ走行で筆者が手持ちで計った段階で18秒に入っており注目!、海外からは韓国から参戦の#21黄 聖哲と国際色に溢れていた。
一方鈴鹿ST600のチャンピオン争いは、ランキングTOPの長谷友博が不参戦の為、4時間耐久優勝の#86田原 啓至と#57齋藤 達郎との争いになるが、#86田原が8ポイントのアドバンテージを活かす事が出来るか?
公式予選は、雨の中行われ、P・Pを獲得したの#32岡村 光矩が2位に1秒差をつけ鈴鹿初ポールを獲得した。1位から4位までがピレリータイヤ装着車両が独占し、全日本後半の快進撃が地方選にも飛び火!(モリワキクラブも、本大会ではピレリー装着)
決勝は#32岡村がホールショットで、以下#86田原、#46岩崎、#14髙橋 誠・・#57斉藤は予選16番手から6番手までジャンプアップし、2コーナーを立ち上がる。
#57斉藤は果敢に攻め、2周目には5位に浮上する。3周目に#46岩崎がトップに浮上し、#57斉藤が#86田原の前に出る!
5周目までは、#46岩崎がレースをコントロールするが、中盤思わぬ所で周回遅れが絡むなど、TOP争いに変動が起きる。#32岡村と#46岩崎が7周目に19秒台にペースを上げ2台が抜け出す。8周目には#32岩崎が今季最速の17秒に突入し、独走態勢で鈴鹿初優勝を決めた。
チャンピオン争いの#57齋藤は0.1秒差で逃げ切り2位に入ったが、5位の#86田原のチャンピオンが確定した。
|